棲みついた大きな蛇の思い 2
GW中は前半は仕事、3〜5日は休みにしてゆっくり過ごしました。
年明けからの目まぐるしい出来事は疲れを忘れさせるぐらいにエキサイティングだったのですから、ひと段落した時には疲れがアピールしてきていました。
こんな時は休むに限るので、遠出もしないで職場の掃除を楽しんでいました。
その日は天気もよく爽やかで植物の手入れをし終わり、帰宅前に駐車場を見に行きました。
何かしら不具合などないか?ゴミの投棄や違法駐車はないか?大家としての勤めです。
辺りを見回っていたその時!
黒いものが目に入ってきました!
でかい!長さは3メートルから4メートルぐらいの蛇が駐車場にいたのです。
畑ならいても不思議ないのですがあの広いアスファルトの真ん中にいたので驚きました。
【待っていた大きな蛇】
蛇の方は私が来るのを待っていたかのように奥の小さな川へスルスルと移動していきます。川に降りたのかと確認したのですがいません…
みると側面に排水管があるのに気づきました!
ここだ、ここの排水管に棲んでいると確信。
実は前の家には立派な和風庭園なあり、池がありました。独居老人の女性は晩節は水もはらずにおられましたが、その池に棲みついていたのでしょう。
それが解体され、路盤がされ地中の配管だけが残っていたわけです。
【蛇の伝えたかったこと】
きっと大蛇は上を塞がれてしまい新しい持ち主の私に何かを訴えてきたのだとわかりました。
なんとも不思議です、私は大蛇に意識を向けてみました。
すると「ずっと暮らしてきたが、玄関を塞がれてしまった。それをわかってほしのです…」と心に聞こえてきました。
そうとは知らずにに申し訳なかったなぁ…
後日私の大好きな師匠(故人)のお寺に行き当代の方にこの話をしました。
「その大蛇はあなたが優しいので想いを伝えに来たのよ、ちゃんと施してあげればきっとあなたを守ってくれるようになるよ…」
そう言われて大蛇への施しの作法を先代の師匠が生前おっしゃっておられたのを覚えていると教えてくださったのでその日からさっそくはじめたのです。
それは21日間あることを朝夕にすることでした。
私は毎日感謝として続けること21日目を迎えました。
そしてその夜にとても不思議な夢を見たのです。
私は事業所の中にいました。前の道路が黄緑色のようになっていて最初は何か水が流れているのかな?と思い一階の窓からよくみると稲穂のような色の帯に見え、それがなんと小さな蛇の大群なのです。
道が完全に見えないぐらいの相当な数(おそらく数万)の収穫前の稲穂の色をした蛇の子供なのです。
そして全ての子蛇が事業所を向いていたのです。
私は夢の中で覚醒することが多いのですが、直感でこれはあの大蛇の気持ちなのだとわかりました。
ああ、よかったお詫びと感謝をさせていただき思いが伝わり相手の想いもゆるんだのだ…
そして目が醒めたのです。
とてもすっきりとした朝でした。
なんともありがたいこと、有り難いことが起きて最後にまた有り難い出会いがあったのです。
そして大切なのは和をもって尊しとすること。
それがなかなかできない世の中になってきています。人間は開発のことばかりで自然や先住者の気持ちを大切にしないのです。
【相手の立場になって観てみる感性を育てる】
今自然との共存を見直して、自然の中で生かされていることへの畏敬の念を抱くことができる人がどれだけいるでしょうか?
神様は自然そのものでもあり宇宙そのものでもあるのです。
皆様も生き物がいたら、そこにある木や物にいつもありがとうございますとひと声かけてみてみましょう。
それからその大蛇を何年もみていません。
はたしてあれは本当に棲んでいた蛇なのかそれとも…
まるで日本昔ばなしのような本当にあったお話しでした。
追記
土地などの障りのご相談を受けることもあります。怖がらせる人を盲信して多額を納めても何も変わらない人もいます。それらも全て自分の因果です。
ここのコンセプトにある
【自分が変われば全てが変わる】
これを実践するしかありません。
#土地の浄化#蛇の浄霊#地鎮の儀
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